新年明けましておめでとうございます創業百周年ご挨拶 おかげさまで創業百周年を迎えました。
これもひとえに皆様のご厚誼の賜物と感謝しております。
大正二年(一九一三年)に先々代が創業して本年四月に百周年を迎えます。
大和上越店にて三十五年間出店営業してきましたが、平成二十二年(二〇一〇年)六月に、創業の地の本町通りに新店舗を開きました。
本町店では、古美術を柱に「アートと文化のある人生、潤いと楽しさのある生活、美術文化による街の活性化」を目指し、ギャラリーを開設いたしました。
古美術展、陶芸・絵画・工芸の作家展や「ふれあい茶会」には多くの愛好者にご来場いただき、街なかのにぎわいづくりに寄与してまいりました。
創業百周年を機に、社員一同、心新たにして努めて参りたいと思いますので、
益々のご愛顧、ご支援の程をお願い申し上げます。
平成25年 正月 吉日
有限会社 遊心堂 代表取締役 深 田 正 明
社 員 一 同
新春古美術茶道具展 1月20日(日)まで



特集 高麗茶盌を中心とした名碗展

遊心堂 加藤良作の父、加藤正作は、大正2年の古物商鑑札を得て、大正8年に店を始めた。
本町2,3,4丁目を何度か移転し、最後は本町2丁目の森平並びに落ち着いた。
屋号は「正美堂」だった。加藤骨董店と称したこともあるが、遺品からわかる。
良作が「よく来た」という人は、詩人堀口大学。
それと、陶芸家 齋藤三郎。親友の版画家 棟方志功を連れてきたことがある。
齋藤三郎・わらび絵皿
斉藤真一・ごぜの絵額
青山二郎遺愛・李朝染付六角香合 等
ゆかりの品々を展示いたしました。
